記録の楽しみ方 / 4分で読む
飲んだワインを並べると、違いが見えてくる。
同じ品種の国違いから、特定のワイン同士まで。自分の記録を比較して、次の練習につなげる方法。

「あのワインと似ている気がする」。そう思っても、記憶だけで具体的に説明するのは難しいもの。記録を並べると、色調、香り、味わいを同じ項目で見返せます。
何を比べたいか、ひとつ決める
比較ノートでは、品種全体、特定の国、記録したワインから、最大2つの対象を選べます。最初は、気になっている組み合わせから始めましょう。
- 同じ品種のフランスとイタリア
- ある品種の記録全体と、今回飲んだワイン
- 先月飲んだ一本と、今日の一本
国同士なら、その国の記録をまとめて振り返れます。ワイン同士なら、一杯ごとの具体的な違いを確かめられます。
色調から順に見ていく
まずは色調。続いて香り、味わい、総合へと、記録したときと同じ順番で見返します。何度も同じ順番で観察することで、書き忘れていた項目にも気づきやすくなります。
香りは「両方で選んだもの」と「片方だけで選んだもの」に注目してみてください。香りの項目をタップすると、記録した強度まで確認できます。コメントも開いて読めるので、数値だけでは伝わらない印象を思い出せます。
自分の記録の範囲で読む
表示しているのは、あなたが飲んで記録したワインの集計です。その国や品種のすべてのワインを代表する数値ではありません。
たとえば、一方が1件、もう一方が10件なら、比較に含まれる経験の量も違います。また、「すべての国」と「イタリア」を比べた場合は、全体の中にもイタリアの記録が含まれます。独立した2組として見たいときは、国同士を選ぶと整理しやすくなります。
コメントを読むと、違いに理由が見つかる
数値が似ていても、「最初は控えめ」「時間がたつと香りが変わった」といったメモは違うかもしれません。飲んだ場面を思い出す手がかりとして、自分の言葉を一緒に読み返しましょう。
次の一杯では「前回より酸味を強く感じるだろうか」など、比較して気になった点をひとつ確かめてみる。記録と比較を行き来すると、ノートが少しずつ自分の練習帳になっていきます。