記録のコツ / 3分で読む
「フルーティー」の、その先を記録する。
香りの名前がすぐに出てこなくても大丈夫。近いものを選び、強さや変化を自分の言葉で残してみましょう。

香りは感じているのに、言葉が出てこない。そんなときは、いきなりひとつの名前に決めず、大きなまとまりから探してみましょう。
まずは、どんな仲間に近いか
果実のようか、花のようか。それともハーブや木を思わせるか。自分が思い浮かべやすいまとまりから選びます。
果実だと思ったら、柑橘なのか、リンゴや桃なのか、黒い果実なのか。ワインブラインドノートでは、イラストを見ながら近い香りを選べます。絵は答えではなく、自分の感覚を言葉にするための手がかりです。
名前と強さを分けて残す
同じ「柑橘」でも、はっきり感じた日と、かすかに感じた日では印象が違います。香りを選んだら、自分がどれくらい感じたかも記録しておきます。
すべての香りを細かく採点する必要はありません。特に印象に残ったものから残すと、後で見返したときに、その一杯らしさを思い出しやすくなります。
変化はコメントに
選択肢だけでは足りない部分は、短いメモを添えましょう。
- 最初はリンゴ、あとから白い花を感じた
- グラスを回すと印象が変わった
- 果実の香りはあるけれど、何に近いか迷った
迷ったことも、そのときの大切な観察です。答え合わせのあとに整えすぎず、自分が実際に感じた言葉を残しておきます。
別の一杯と並べてみる
記録が増えたら、比較ノートで2つのワインを並べると、同じ香りを何度選んでいるか、どんな違いを記録したかが見えてきます。
香りの名前をたくさん覚えることだけを目標にせず、「前に飲んだとき、自分はどう感じたか」を思い出せるノートを作ってみてください。